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Machida Hiroo

ライター&シナリオライター・町田広尾のサイトです

【ライブレポート】『藤原さくら Special Live 2017』

音楽

Someday / 春の歌 (初回限定盤)

2月18日(土)に渋谷・オーチャードホールにて、『藤原さくら Special Live 2017』が開催された。 

2,150席ある会場は、20代のファンを中心にぎっしり。昨年9月の『藤原さくらワンマンツアー2016「good morning」~second verse~』の恵比寿ザ・ガーデンホール公演のときには、中高年が中心で若い層はチラホラという感じだったので、急激な客層の変化だ。

『sakura fujiwara Special Live 2017』とライブタイトルが投影されたスクリーンが上がると、ドラマ『ラヴソング』の主題歌『Soup』で幕開け。彼女の名を一躍世に知らしめた曲だ。冒頭でギターの音が出ないというトラブルに見舞われたが、『Oh Boy!』『Walking on the clouds』後のMCで「ギターの音が出なかったので、もう一回やる?」と突然のアドリブ。藤原の提案にバンドメンバーはざわついたが、ワンコーラスを披露してファンを喜ばせ、一気に会場の空気をつかんだ。

「今日はわたしの新しい一面を見せられるライブにしたいと思います」と話した藤原は、「(ライブのときは)ずっとIKEAのイスに座ってたんですけど、立っても座っても高さが変わらないことに気づいたので立って歌います」と宣言。これまで座っての歌唱スタイルだった彼女だけに、歌う立ち姿は新鮮に映る。

続いて、ドラマ『ラヴソング』の劇中歌である『500マイル』を、最近手に入れたというピアノ演奏と共に。観客はその歌声に静かに聴き入っていた。

その後、藤原の呼び込みで、ステージ上にトランペット、トロンボーンの「ホーン隊」が登場。「ライブでは(ホーン隊を)入れたことがなかったんですけど、また違った聴こえ方になると思う」と『I wanna go out』『Give me a break』を。管楽器が加わることによって、華やかさを増した演奏を見せた。

中盤は、怒とうの新曲ラッシュ。 ホーン隊と入れ替わり、バイオリン、チェロのストリングス組が登場すると、『ラブソング』で演じた佐野さくらの“その後”を想像しながらつくったという新曲『春』(表記は不明)、続いて『赤』(表記は不明)を披露し、しっとりと聴かせる。

ここでギターをエレキに持ち替えると、観客に「立とう!」と声をかける。立ち上がる観客を前に、彼女には珍しいロックテイストの新曲(タイトルは不明)を初披露。「立って歌うからにはステージを練り歩きたかった」と、ステージ前面まで出て、ギターをかき鳴らした。

そして、来月発売になる2ndシングルから新曲『Someday』も。新曲を連発するというファンにはたまらない構成だ。MCでは「実は今回のライブではアンコールがありません。本当にないんです。だからここでグッズの紹介をします」と、通常アンコールでおこなわれるグッズ紹介に入る。「パスケースをつくったら、iPhone7にSuicaが入るようになっちゃって。でもわたしはPASMOです」と観客を笑わせた。

クライマックスとなる『「かわいい」』では、ホーン&ストリング隊が勢ぞろいする豪華編成。いつも以上にきらびやかでリズム感あふれる演奏に、会場の盛り上がりは最高潮に。ラストには、スピッツの曲をカバーした『春の歌』をじっくりと聴かせ、このスペシャルなライブを締めくくった。

5月からは「藤原さくらワンマンツアー2017」も開催される。詳しくは、藤原さくらオフィシャルサイトを確認しよう。

藤原さくらオフィシャルサイト http://www.fujiwarasakura.com/